平成15年度
全国水泳指導者研修会開催 |
兼水泳教師・水泳インストラクター・
アクアフィットネスインストラクター資格更新講習会 |
去る9月27日(土)〜28日(日)の両日、東京・キリンビール原宿本社ビルにて、「水泳・水中運動で各種疾病を予防改善する」をテーマに「全国水泳指導者研修会」が開催された。疾病の内容も高血圧から始まり高脂血、膝痛、股関節、不整脈、肥満・糖尿病と、多岐にわたった。
また、パネルディスカッションは2つのテーマで行われた。「各種疾病を予防改善するための指導ポイント」で丸山政克氏(セッツフリッパーズクラブ・代表)は「水中ウォーキングの場合は話をしながら歩きます。対話により疾病や状態などがわかってくるので、その情報を役立てます。指導中の事故を防ぐことにも繋がります」。
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中居純氏(アピアスポーツクラブ・スイミングヘッドコーチ)は「会員さんは少なからず緊張しているので緊張をほぐすことが大切。体の緊張はウォーミングアップでほぐし、心の緊張は会話でほぐします。運動の効果が違ってきます」。 |
「お客様をひきつける水泳指導のポイント」で、伊藤忠彦氏(伊藤スイミングスクール・代表取締役社長)は「アクアダンスの男性のコーチを育成しています。アクアダンスは女性コーチより、男性コーチの方が集客率がいいように思います。男性のコーチをもっと増やした方がいいと思います」。
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小出繁美氏(北九州プリンスホテルスイミングスクール・スポーツ部次長)は「インストラクターにカイロプラクティックの資格を取らせて水中整体コースを始めました。レッスン中に使う民謡や、脳の活性化に役立つ両手を使った運動なども好評です」。 |
内容の豊富さ・濃さに参加者は満足した表情で会場を後にした。
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