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┃高血圧改善には生活の歪みの是正を 高血圧は文明社会で最も多い疾患で、日本人の4人に1人、世界中では10人に1人が罹患しています。放置するといずれ重大な合併症、すなわち脳卒中、心筋梗塞、腎不全、大動脈破裂といったような事態に陥ります。アメリカの新基準では、収縮期圧∧120mmHg/拡張期圧∧80が正常血圧、収縮期圧120〜139mmHg/拡張期圧80〜89mmHgが前高血圧、収縮期圧140〜159mmHg/拡張期圧90〜99mmHgが高血圧1、収縮期圧∨160/拡張期圧∨100が高血圧2とされています。 高血圧の発症要因として、塩分やアルコールの摂り過ぎ、肥満、ストレス、運動不足などの環境因子と遺伝因子とがあげられます。 高血圧を改善するには、環境因子である生活の歪みを是正することが必要となります。なかでも運動療法の効果は高く、それは、運動は血圧を下げるだけではなく、糖や脂質の代謝、ストレスなども改善するからです。降圧薬は6種類ありますが、運動療法はすべての降圧薬の作用を有しています。 運動療法に適しているのは軽症高血圧の患者です。減塩、体重減量、減酒、運動を行い歪んだ生活習慣を軌道修正しますが、半年経ってもその効果が十分でないならば薬物療法を開始します。 降圧薬は対症療法的に文字通り血圧を抑える薬で、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、アンジオテンシン拮抗薬、利尿薬、βブロッカー、αブロッカーの6種類があります。血圧は物理的には血流が血管壁に与える力ですから、降圧薬は中身の血流量を減らす、あるいは入れ物である血管を広げる働きをします。 皆さんも降圧薬の種類と、それぞれの薬の働きは知っておいたほうがよいと思います。また、会員さんが自分で血圧を測り記録をつけるよう指導してください。
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