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┃指導者は疾病の知識が必要 水泳指導者の仕事の中身が変わってきました。泳ぎを教えたり水中運動を指導するだけでなく、病気の予防改善のための指導をすることが今は求められています。そのため我々は、より医学的な知識を深める必要があるのです。 血圧を運動で下げたいなら、効果的な運動は有酸素運動です。運動により血圧を下げるホルモンの分泌量が増加するので、運動後、血圧が下がるのです。 しかし、運動後に血圧が下がらない人がいます。こういう人の血管は弾力性が失われている可能性があるので、一概に運動したから血圧が下がるとは限らないのです。 事故を起こさないためにも我々はいろいろな点に注意して指導しなければなりません。注意点を列挙しますと、運動開始前に血圧をチェックすること、朝食をとったかどうか確認すること、ウォーミングアップを十分に行うこと、水中では一般的に血圧は低めになるが特に高齢者や高血圧症の方は高めに変化する場合があることを知っておくこと、急に水中に入れないこと、レッスン中は呼吸を止める動作を行わないこと、頭痛や気分不快を訴えた場合は即レッスンを中止すること、絶えず表情を確認し会話を重視すること、ジャンプ系の運動は原則として高血圧症の方には行わないこと等があげられます。さらに、呼吸停止・心停止に備えて心配蘇生法を必ず習得しておくことが重要です。 また、高血圧症の方がβブロッカー剤を服用している場合は運動強度の設定に注意が必要です。 これからますます水中運動を生活の中に取り入れようとする方が増えてくるでしょう。 そのためには我々自身が水泳・水中運動を生活の中に取り入れること、学問的な平均値で会員を見るのではなく個人として見ること、水泳・水中運動を手段から楽しみに変え、会員の人生を豊かなものにするよう導いていくことが大事です。
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