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平成14年度生涯水泳シンポジウム開催! 奥村征照近畿支部会長の「バブルが崩壊しデフレの時代となり、将来の不安から人々はお金を使わなくなりました。スイミングクラブの会員もお金を使わなくなり、スイミング部門の会員数が減少しています。しかしこのような時代でも工夫をして会員を増やしているクラブがあります。こういう創意工夫の材料を提供することがSC協会の大きな役割であると思います。今回の研修はそういう材料を提供するものです。今回の講習を咀嚼してそれぞれのクラブに持ちかえって活かして頂きたい」の挨拶の後、シンポジウムがスタートしました。 現場の指導者が何より熱望する指導メニューのバリエーション。そこで、今シンポジウムは「人気プログラムを探る!」をテーマに、実技に重点をおいて開催されました。多彩な講師陣によって次々繰り広げられる実技の数々は参加者を圧倒しました。 基調講演で須藤講師はバーデ先進国ドイツのソフトをスイミングクラブに活用する方法について説明。器具を上手に利用した有料と無料のプログラムの差別の仕方、使用する人、指導する人のことを考えた配慮がされている設備等、ご自身の体験、見聞をもとに日本のクラブでも応用可能な具体例をハード・ソフト両面から紹介して下さいました。 「人気プログラムにする秘訣」と題したシンポジウムでは、人気プログラムにする秘訣や集客のポイントとについて話して頂きました。そして、シンポジストの三氏は事故防止のために、細心の注意を払うこと、そのために啓蒙活動の積み重ねの大切さを強調しました。 創意工夫の材料をいくつも提供されたシンポジウムの参加者達。ぜひ、自身のスキル向上、クラブ発展に活かして頂きたいと思います。
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