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「アクアダンス(アクアビクス)
の指導を分析する」
(有)アクトスペース企画
代表取締役 尾陰 由美子氏 |
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ビジュアル的表現能力が重要
グループエクササイズにおける指導スキルの問題点にはいろいろなものがありますが、マイムや表情を活かせていない、という問題点に注目してみましょう。アクアダンスのインストラクターは、言葉のニュアンスをちゃんと伝えるために表情や雰囲気を活用することが大事です。まず、ビジュアル的な表現能力を備えた上での指導力が求められるのです。
さらに、グループエクササイズを指導するためにはどうすればよいのでしょうか。1グループエクササイズの目的と参加者個人の目的を把握し、2参加者のプロフィール(年齢、性差、運動歴、嗜好等)を把握し、3指導環境(場所、広さ、音響・照明設備等)を把握し、4自分自身の指導スキルを客観的によく知ることが必要です。5インストラクターには想像力も求められます。参加者が求めているものを読み取り、それにあわせたプログラムを生み出さねばならないのです。
指導スキルの注意点
学習過程の初期の人にはビジュアルでアプローチをし、中間の人には言葉かけでアプローチをし、最終の人には新しいことをやらせてみることが必要です。指導スキルには、大きく分けてバーバルティーチングとビジュアルティーチングがあります。
バーバルティーチングは声の明瞭さが重要です。そのためには口の回りの筋肉をよく使い、腹式呼吸を行い、発声練習をしましょう。また、違う言い回しがないか常に考え、ボキャブラリーを増やす努力も欠かせません。
ビジュアルティーチングではサインを活用しましょう。パントマイムは言葉とあわせて行います。この時、力の入れ方に強弱をつけるとうまく見えます。デモンストレーションの動きにも緩急をつけましょう。インストラクター自身は動き続けません。自分の体を守るためのスキルを身につけて下さい。
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