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指導には科学と経験が必要 ベビースイミングには水中毒事件という逆風が吹いたことがありました。血液の塩分濃度が下がってしまうほどの水を飲んだとき、吐く、意識不明などの症状が出ます。この現象を水中毒と言いますが、なぜ水中毒になるほど水を飲ませてしまったのでしょうか。これは、水にもぐらせても赤ちゃんは水を飲まないと安易に考えてしまったせいでしょう。経験ばかりに頼っていると、必要な科学を見逃してしまいます。科学的に検証すれば、赤ちゃんは気道保護反射により気管には水を入れませんが、学習しないと水を飲むのです。科学を突きつめれば不要な間違いを犯さずにすみます。経験を積んでいくことは大事ですが、科学的な根拠を探求する姿勢も非常に大事です。科学には「子どもの科学」「水の科学」「指導の科学」の3つの科学があげられます。科学と経験、両方のバランスをうまくとった指導をしていきましょう。 会員に何を提供するか ベビースイミングにおいてスキンシップは目的ではなく手段です。楽しい活動と、水中での自立を促していく活動を提供することが目的なのです。6ヶ月〜12ヶ月の乳幼児に対しては知覚と動作の発達を促進できるような水泳を指導します。この時期には良い刺激をたくさん与えることが大事です。赤ちゃんにはやさしくソフトにゆっくり話しかけます。また、もぐらせるのは学習能力に合わせて行いましょう。12ヶ月〜2歳は自由に動きたくてたまらない時期です。この時期は自由に動かしながら、水平方向の運動も取り入れ、水泳の基礎を教えます。3歳〜5歳の幼児は水中で大人顔負けの能力を発揮するようになります。この時期には水中自立能力や問題対処能力を身につけさせます。 4泳法は教材として取り上げますが、乳幼児水泳の最終目標ではありません。 |
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