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第19回ベストスイマー2018

表彰式開催!

一般社団法人日本スイミングクラブ協会は毎年、スイミングライフで水に親しみ、水泳をこよなく愛される方に「ベストスイマー賞」を贈っています。今年度は6月14日に東京・目黒区のホテル雅叙園東京で、その表彰式が行われました。受賞者は橋本 利男さん(アクシー中央=新潟県)、木下 宏子さん(サン府中SS=広島県)、原野 冨美佳さん(小郡SS小郡校=福岡県)、女優・仲 里依紗さん、俳優・タレントの金子 貴俊さん、お笑いタレント・ロバートの秋山 竜次さんが受賞されました。著名人の4名の皆様には「名誉水泳十段」の称号も与えられました。受賞者の皆さんを紹介しましょう。
受賞者


受賞者のご紹介

木下 宏子さん
サン府中スイミングクラブ(広島県)

89歳の木下さんは、友人の誘いで水泳を始め、年間140日も泳いでいます。75歳で人工骨頭手術を受け、85歳の時には右足の人工関節、86歳の時には左肩の人工関節の手術を受けていますが、スイミングスクールで泳いでいることによって日常生活は支障なく過ごすことができていると言います。高齢の方の関節障害には、正に水泳が最適との代表的な事例と言えるでしょう。担当コーチからは「手術をされ、陸上での動きが制限されているにもかかわらず、週3回は泳がれているお姿は、皆に勇気を与えて頂いています。これからもお元気でプールに通ってください」との応援メッセージが届いていました。(ご欠席)


橋本 利男さん
アクシー中央(新潟県)

新潟県新潟市のアクシー中央でスイミングライフを楽しんでいる橋本さんは現在89歳。水泳との出会いは25年前でした。仕事をリタイアし、健康のために水泳を始めましたが、当時のコーチに誘われて出場したマスターズ大会で見事に入賞!これが自信に繋がり、以来、ベストタイム更新を目指して今日まで泳ぎ続けています。実は5回も癌で闘病生活を送りました。月5〜6回のペースで泳ぐことで気力も体力も回復し、日常生活は順調そのもの。水泳がその克服の大きなエネルギーとなっているのです。体力が落ちることは認めつつ、決して無理をせず、自身へのチャレンジとして体の動く限り継続していきたいとの目標を持っています。


原野 冨美佳さん
小郡スイミングスクール小郡校(福岡県)

運動が大の苦手だった原野さんが水泳を始めたきっかけは、運転免許の取得により移動時間が短縮となり、時間の有効活用と健康のために何かスポーツをと考えたときに「水泳に挑戦してみたい」「きちんと泳げるようになりたい」と思ったことでした。40歳の手習いとして一念発起して水泳に挑戦しましたが、泳法の習得と共に自己啓発、自己実現を目標とし、苦手意識を克服するために大会出場を重ね、多くの方々との出会いが大きな励みとなっています。上位入賞には届きませんが自分なりの泳ぎと大会参加の喜び・楽しみが現在に繋がっているそうです。東京で開催された第1回世界マスターズ水泳大会(1986年)初出場以来、昨年開催のブタペストでの第17回大会まで連続出場しており、2021年地元福岡開催の第19回世界マスターズ水泳大会への出場と、この先1日でも長く泳ぎ続けることがこれからの目標と語っています。


仲 里依紗さん(女優)

ドラマや映画で大活躍の仲さんは、私服やプライベートを載せたインスタグラムではフォロワー数200万人を超え、生粋のファッショニスタとしても人気の女優さんです。今年4月に自身初のスタイルブック「パレット」を出版しました。ロサンゼルスで撮り下ろしたファッションストーリーや、セルフスタイリングによる着こなしの紹介のほか、女優・母・妻としての本音に迫ったロングインタビューなど、仲里依紗ワールドが凝縮された一冊となっています。子供の頃にスイミングに通っていましたが、同書のQ&Aでは「オリンピックに出られるとしたら何の種目」との問いに、「水泳」と答えているほど。因みにご主人の中尾明慶さんは『ウォーターボーイズ2』にシンクロ部副部長役で出演されています。また、4歳の息子さんも現在ママチャリでスイミングへ送り迎えをされているとのこと。水泳好きなご家族ですが、いつまでも水泳を楽しんで頂きたいものです。


金子 貴俊さん(俳優・タレント)

映画『ウォーターボーイズ』で注目された金子さん。その後も多くの映画、ドラマ、舞台、バラエティー番組などで活躍されています。水泳が得意で、日本テレビ系人気番組『世界の果てまでイッテQ』では、奇跡を呼ぶ男「オーシャンズ金子」としてお茶の間の注目を集めています。海洋生物の奇跡の瞬間を数多くとらえることに成功してきましたが、それを支える洋上での長期ロケでは、金子さんの確かなダイビング技術が無くてはならない存在です。また、『24時間テレビ』では遠泳リレーメンバーの常連で、スイマーとしての実力も兼ね備えています。プライベートでは一男一女の父として、子育てにも積極的に参加するイクメン。著書に『パパニティ〜僕と奥ちゃんの10ヶ月〜』があり、子育てや家族に関するトークショー等にも出演するなど、その活動は多岐にわたっています。今年のご家族の目標は「健康」とのこと。大いに水泳を活用して、基礎体力を養うとともに健康な体を維持しながら、これからも素晴らしい海の映像と感動を私たちに届けてほしいものです。


秋山 竜次さん(お笑いタレント)

お笑いトリオ「ロバート」のネタ作り・ボケ担当の秋山竜次さんは、昨年12月、2017年最も輝いた男として「GQ MEN OF THE YEAR」のベスト・コメディアン賞を受賞されました。芸人として不動の地位を確立した自身の企画「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」が評価されての受賞でした。その架空のクリエイターの一人として、シンクロナイズドスイミングコーチ・染谷育枝さんを国士舘大学の選手とともに見事に演じていました。水泳が得意で、番組の企画で潜水競技の記録に挑んだり、名古屋テレビの『ニッポン遊泳紀行・ロバート秋山の市民プール万歳』では、自称「市民プール愛好家」として華麗な泳ぎを披露しています。子供の頃から喘息に悩まされていますが、現在の活躍ぶりを見る限り持病を持っているとは思えないほど。得意の水泳が喘息の発作を起こしにくい体づくりに効果を上げているのでしょう。これからも「水泳の伝道師」として、泳ぐことの楽しさ、水泳の素晴らしさをファンの皆様に伝えて頂くようお願い致します。


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これまでのベストスイマー表彰式・懇親パーティーの模様はこちらです。