公認水泳教師資格取得のために専門科目を受講されている方への
対象別水泳指導者資格の認定について
現在、新しい公認水泳教師資格制度に基づいて、プロの水泳指導者のための資格取得講習会が行われております。新しい公認水泳教師資格制度では、資格が「公認水泳教師」と「公認水泳上級教師」の二種類になり、公益財団法人日本スポーツ協会と公益財団法人日本水泳連盟と一般社団法人日本スイミングクラブ協会の三者が合同で認定する資格になりました。
この資格を取得するためには、「共通科目」と「専門科目」を履修することにより、資格を取得することができます。そして、共通科目の講習会は、公益財団法人日本スポーツ協会が主催者となって開催いたしております。また、「専門科目」の講習会は、公益財団法人日本水泳連盟と一般社団法人日本スイミングクラブ協会が主催者となって、水泳指導を行う対象者別に分けて「対象別講習会」として開催いたしております。
この「対象別講習会」の中の7つの講習会履修修了者に対して、平成20年4月より公益財団法人日本水泳連盟と一般社団法人日本スイミングクラブ協会が認定する資格付与を、希望者に対し行うことになりました。
公認水泳教師資格の取得を目指す中で、各対象別講習会を受講されている水泳指導者に資格が認定されますことは、プロの水泳指導者として自覚が生まれると同時に、水泳指導者の資質向上に寄与するものと考えております。
現在無資格で水泳指導を行っている水泳指導者の方は、この機会に公認水泳教師資格取得を目指していただきながら、是非対象別講習会を受講の上、対象別資格を取得していただき、自信を持って水泳指導を行っていただきたいと思います。
1.資格の種別・内容
- 幼児水泳インストラクター資格:幼児水泳インストラクターとは、幼児水泳指導ができる資格です。
- 学童水泳インストラクター資格:学童水泳インストラクターとは、学童水泳指導ができる資格です。
- 成人水泳インストラクター資格:成人水泳インストラクターとは、成人水泳指導ができる資格です。
- 競技水泳インストラクター資格:競技水泳インストラクターとは、競技水泳指導ができる資格です。
- ベビースイミングインストラクター資格:ベビースイミングインストラクターとは、ベビースイミング指導ができる資格です。
- 高齢者水泳インストラクター資格:高齢者水泳インストラクターとは、高齢者水泳指導ができる資格です。
- 妊婦水泳インストラクター資格:妊婦水泳インストラクターとは、妊婦水泳指導ができる資格です。
2.資格認定条件
上記のそれぞれの対象別水泳指導者資格を申請するまでに、水泳基本講習会と水泳安全管理講習会を履修しておかなければなりません。
(1) |
次の資格取得者は、免除規定により水泳基本講習会合格者と同等の扱いをいたします。
公益財団法人日本スポーツ協会:公認水泳コーチ1〜4、公益財団法人日本水泳連盟:基礎水泳指導員、一般社団法人日本スイミングクラブ協会:水泳インストラクターC〜AA級 |
(2) |
次の資格取得者は、免除規定により水泳安全管理講習会履修者と同等の扱いをいたします。
公益財団法人日本スポーツ協会:公認水泳コーチ1〜4、公益財団法人日本水泳連盟:基礎水泳指導員、一般社団法人日本スイミングクラブ協会:水泳インストラクターAA級・安全水泳法管理者・救急蘇生法適任者、日本赤十字社:水上安全法資格、NPO法人日本ライフセービング協会:ベーシック・サーフ・ライフセーバー |
履修後、下記の指導実習を修了しなければなりません。
- 幼児水泳インストラクター資格の場合:幼児水泳インストラクター講習会を受講合格した後に、幼児水泳の指導実習を30時間以上修了しなければなりません。
- 学童水泳インストラクター資格の場合:学童水泳インストラクター講習会を受講合格した後に、学童水泳の指導実習を30時間以上修了しなければなりません。
- 成人水泳インストラクター資格の場合:成人水泳インストラクター講習会を受講合格した後に、成人水泳の指導実習を30時間以上修了しなければなりません。
- 競技水泳インストラクター資格の場合:競技水泳インストラクター講習会を受講合格した後に、競技水泳の指導実習を30時間以上修了しなければなりません。
- ベビースイミングインストラクター資格の場合:ベビースイミングインストラクター講習会を受講合格した後に、ベビースイミングの指導実習を30時間以上修了しなければなりません。
- 高齢者水泳インストラクター資格の場合:高齢者水泳インストラクター講習会を受講合格した後に、高齢者水泳の指導実習を30時間以上修了しなければなりません。
- 妊婦水泳インストラクター資格の場合:妊婦水泳インストラクター講習会を受講合格した後に、妊婦水泳の指導実習を30時間以上修了しなければなりません。
*指導実習は、公益財団法人日本水泳連盟に加入している団体又は本協会に加盟登録しているクラブにおいて
実施し、終了後に指導実習証明書を申請時に添付しなければなりません。資格申請方法については、該当する対象別講習会履修修了者へ、その都度書面にて連絡をいたします。
3.資格登録料
各資格とも、5,000円。(資格の有効期間は4年間であり、資格の更新を希望する場合は、更新手続をしなければなりません。) |
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