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水泳教師資格制度について
水泳教師資格とは?
水泳教師資格のご案内
「水泳教師」資格とは、公益財団法人日本スポーツ協会(日本スポーツ協会)の「公認スポーツ指導者制度」における資格のひとつで、商業スポーツ施設等で水泳指導に従事する指導者のための資格です。
より専門的な知識・技能を要求される、いわばプロ水泳指導者のための資格とも言えます。
この資格には、「水泳教師」と「水泳上級教師」の2種類がありともに日本スポーツ協会の公認資格ですが、認定団体として、日本スポーツ協会・公益財団法人 日本水泳連盟(日水連)・一般社団法人 日本スイミングクラブ協会(SC協)の3団体が連名で、この資格の認定事業を行っています。
そして、この資格を取得するためには、日本スポーツ協会が主催する公認スポーツ指導者養成講習会の「共通科目」講習会と、日水連並びにSC協が共催で行う「専門科目」講習会の両方を受講し、それぞれの試験に合格することが必要となります。
以下に、水泳教師資格の概要をご案内いたします。
[水泳教師と水泳上級教師]
1)公認水泳教師
- 役 割:商業スポーツ施設等において、水泳の専門的指導者として、質の高い実技指導を行う。会員(顧客)が満足できるよう、個々人の年齢や性格、技能レベルやニーズ等に合わせたサービスを提供する。
- 認定により備えられる知識と能力
- 競技者育成プログラムの理念と方法
- 多様な能力やニーズに対応する高度な指導法
- ホスピタリティーに関する知識商業スポーツ施設等の経営に関する基礎的知識
2)公認水泳上級教師
- 役 割:商業スポーツ施設等において、水泳の専門的指導者として、質の高い実技指導を行う。会員(顧客)が満足できるよう、個々人の年齢や性格、技能レベルやニーズ等に合わせたサービスを提供する。各種事業に関する計画の立案、指導方針の決定等組織内指導者の中心的役割を担う。地域スポーツ経営のためのコンサルティング並びに経営受託の企画・調整を行う。
- 認定により備えられる知識と能力
- 競技者育成プログラムの理念と方法
- 多様な能力やニーズに対応する高度な指導法
- スポーツ教室や各種イベントの企画立案
- 組織の育成に関する知識商業スポーツ施設等の健全な経営能力
水泳教師 | 水泳上級教師 | |
---|---|---|
受講条件 | 共通科目:受講する年の4月1日現在 満20歳以上の者。 専門科目:受講時に満18歳以上の者。 |
共通科目:受講する年の4月1日現在 満22歳以上の者。 専門科目:受講時に満20歳以上の者。 |
カリキュラム | 共通科目Ⅲ:150時間 (集合講習30h、自宅学習120h) 専門科目:60時間以上 (集合講習42h、自宅講習34h) |
共通科目Ⅳ:151時間以上 (集合講習23h、自宅学習128h) 専門科目:88時間以上 (集合講習32h、自宅学習56h) |
実施方法 | 共通科目:当該年度6月~翌年3月に実施。 (日本スポーツ協会HP参照) 専門科目:随時実施。(SC協HP参照) |
共通科目:当該年度6月~翌年3月に実施。 (日本スポーツ協会HP参照) 専門科目:随時実施。(SC協HP参照) |
申込期間 申込方法 |
共通科目Ⅲ:日本スポーツ協会にマイページ登録の上、2月中旬~3月中旬に同ページより申込み 専門科目:当協会主管団体宛(SC協HP参照) |
共通科目Ⅳ:日本スポーツ協会にマイページ登録の上、2月中旬~3月中旬に同ページより申込み 専門科目:当協会主管団体宛(SC協HP参照) |
受講料 (テキスト代除く・検定料含む) |
共通科目:56,000円+税 専門科目:6対象別講習会 (各12,000円+税×6科目) |
共通科目Ⅳ:56,000円+税 専門科目:4対象別講習会 (各12,000円+税×4科目) |
受講有効期限 | 受講開始年度を含め4年間。 | 受講開始年度を含め4年間。 |
資格登録料 | 20,000円(初年度は+3000円) | 20,000円(初年度は+3000円) |
注意事項 | 共通科目については、原則として同一年度内に全講義を受講してください。 | 共通科目については、原則として同一年度内に全講義を受講してください。 (養成講習会を開催しない年もございます。) |
水泳教師資格講習会
この資格を取得するためには、「共通科目」講習会と「専門科目」講習会の両方を受講しなければなりません。この講習会は、どちらを先に受講されても構いません。なお、一度受講を開始したら、受講開始年度を含め4年間で総ての講習会を受講しなければなりませんのでご注意願います。
1)「共通科目」講習会 (日本スポーツ協会主催)
日本スポーツ協会の「公認スポーツ指導者制度」は、幾つもの競技スポーツ団体が加盟しており、各加盟団体がそれぞれの競技種目について資格認定事業を実施しています。
「共通科目」講習会とは、指導者にとって必要なスポーツ医学や運動生理学、心理学といった、競技種目を超えて共通して学ばなければいけない科目を、他の競技種目の資格取得を目指す指導者と共に学ぶための講習会です。
*「共通科目」講習会の詳細については日本スポーツ協会のホームページ、または日本スポーツ協会事務局までお問い合わせください。(スポーツ指導者育成部 指導者育成課 TEL:03-6910-5812)
2)「専門科目」講習会 (日水連・SC協共催)
前項、日本スポーツ協会「公認スポーツ指導者制度」の「共通科目」講習会の外に、水泳教師となるためには「水泳」の専門的な科目を学んで頂く必要があります。「専門科目」講習会とは、水泳に関する専門的な知識・技能を身に付けて頂くための講習会です。
「専門科目」講習会は、水泳教師を目指す方は6つの対象別講習会、水泳上級教師では4つの対象別講習会で構成されており、その総てを受講して頂くことが必要です。
*「専門科目」講習会は日水連とSC協の共催事業ですが、窓口はSC協が担当しておりますので、「専門科目」講習会の詳細・申し込み等はSC協のホームページ、またはSC協事務局までお問い合わせください。(事務局 TEL:03-6381-0750)