日本のスイミングクラブ 発刊のご案内
- 2019/2/17
- お知らせ
謹啓
時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素は当協会事業に格別のご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
1964年東京オリンピックでの「水泳日本」惨敗を契機に、日本国内初のスイミングクラブとして、昭和40年3月東京に「代々木スイミングクラブ」が誕生し、以来、全国各地にスイミングクラブが急速に広がっていきました。昭和43年2月、当協会の前身である「日本スイミングクラブ協議会」が21クラブで発足してSC協としての活動を開始し、昭和62 年の社団法人化の際には登録クラブ数が1,000クラブを超えました。 約半世紀の歴史を持つ我々の業界も、時代の変遷とともに多くの苦難を乗り越えて今日に至りました。この間、様々な社会的業績を築き上げ、幅広く日本の社会に貢献してまいりましたスイミングクラブ業界ですが、2013年9月、ブエノスアイレスにおいて開催されたIOC総会で、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、ここにまた新たな局面を迎えております。 今後、2020年に向けて我々は何をなすべきかを、皆さんとともに考え行動していきたいと存じます。
さて、当協会では草創期のスイミングクラブの足跡と、創業者達の熱き想いを記すべく、「日本のスイミングクラブ」を編纂いたしました。内容は、黎明期に当たる昭和40年代を中心として、“黄金期”と言われる昭和5 0 年代の歴史を加えたものです。輝かしい歴史を持つクラブが、ひとつ、またひとつと時代の役割を終えて閉鎖し、多くのクラブで創業者の世代交代が進むなか、貴重な歴史を持つ資料が散逸し消滅する前にその足跡を残すべく、加盟・未加盟クラブを問わず、スイミングクラブ業界の歴史書として1冊に纏めました。
「温故知新」。水泳関係者の蔵書として、また、若い水泳指導者への教育書としてご活用頂けますれば幸いに存じます 。
敬具
記 | |
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書名 | 「日本のスイミングクラブ」 資料:黎明期からの足跡 (A4版・198頁) |
価格 | 2,750円(税込) |
発行所 | 一般社団法人日本スイミングクラブ協会 |
編者 | 同 「日本のスイミングクラブ」編纂委員会 |
※注記 |
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